アンパッサン:隣のマスからポーンが消える理由
ポーンが斜めの空いたマスに進み、隣のポーンが消えることがあります。これは合法なアンパッサンによる取りです。駒の配置だけでなく、相手の直前の手に注目してください。別の手で同じような局面になっても、この権利は生まれません。
隣の駒だけでなく直前の手を確認する
通常のポーンによる取りでは、標的の駒がいるマスに移動します。この場合、標的は初期段から二マス進んだ直後に、自分のポーンの隣に止まっています。一マスだけ進んだかのように取ります。白では通常、五段目から六段目へ、黒では四段目から三段目へ進みます。一マス進んで隣に来たポーンを、この方法で取ることはできません。
最初から例を追う
白はe2–e4、黒はa7–a6と指し、白は続いてe5へ進みます。d7–d5という応手で、黒のポーンが隣に来ます。ここでe5–d6と指すとd5のポーンを取り除けます。d6は空いていたマスです。a7–a6は学習用の局面を準備するだけの手です。この手順はルールを示すもので、序盤の定跡集ではありません。
後回しにせず、キングの安全を確認する
この機会は、二マス進んだ手への直後の応手にしかありません。チェスでは通常、駒を取るかどうかは任意なので、取らないこともできます。ただし自分が別の手を指した後、この取りに戻ることはできません。自分のキングへのラインを開いてしまう点にも注意が必要です。白のキングがe1、ポーンがe5、黒のルークがe8にいる場合、eファイルを離れるとキングが攻撃されます。ポーンの特殊ルールでも、自分のキングをチェックされたままにすることは許されません。
練習:消えたポーンを説明する
最後の手の前で止めてください。開始マス、移動先、取り除かれるポーンのマスを挙げ、盤上で確認します。練習では最初の四手を繰り返し、取りの代わりに別の合法な手を指してください。黒の応手の後、e5–d6はもう指せないはずです。二マス進んだか、直後の応手か、自分のキングは安全なままか、という三つを確認しましょう。