長距離を動くダム:取りの後の着地先を選ぶ
長距離を動くダムは、取った駒の先にあるマスを選べます。この利点には読みが必要です。同じ駒を取っても、移動先が違うと結果が逆転することがあります。「何を取れるか」だけで止めず、選んだ着地先の後に相手が必ず行う応手を考えてください。
まず合法な移動先を挙げる
白のa1のダムは黒のd4の通常の駒を狙っています。その間のb2–c3の斜線は空いています。標的の先のe5、f6、g7は空いており、h8には別の黒の駒があります。ダムはd4を取る必要があり、これら三つのマスのいずれかで終われます。二つの黒の駒を一度に跳び越えることはできません。h8の先には盤のマスがないからです。盤外に続く経路を探さないでください。
f6に着地した後の応手を比較する
a1×f6を選びます。黒のh8の通常の駒は、まだダムを取れません。間に空いたg7があり、通常の駒は隣接する標的しか取れないからです。ここで黒が指せる応手はh8–g7だけです。するとf6のダムはg7を取り、h8に着地する必要があります。黒の駒がなくなるため白が勝ちます。学習用の局面に意図的に三つの駒だけを置いているので、手順は短くなっています。
g7の落とし穴を確認する
a1×g7も合法ですが、黒のh8の通常の駒に必須のh8×f6という取りを与えます。白のダムが消え、他の白の駒も残らないため黒が勝ちます。ダムの強さは、通常の駒に取られることを防ぎません。端に近いだけで安全とは限らないので、隣接する斜線と自分の駒の先の空いたマスを確認します。最初にe5へ進むことも合法です。例のf6の手順が、唯一勝てる選択肢だとは述べていません。
練習:着地前に応手を挙げる
動かさずに、e5、f6、g7それぞれへの黒の最初の応手を書いてください。その後、安全な手順を再現し、落とし穴も別に試します。次の対局ではダムの移動先を選ぶ前に応手を比較しましょう。着地後にさらに取れる場合、それは必須で同じ連続取りの一部です。都合のよい盤面で止まることはできません。この例では最初の手に続く取りがないため、着地先の選択と連続取りの計算を分けて学べます。